2014年1月27日月曜日

モバイルSuica専用端末という考え方

先日、思うことが有り、長年使ってきた au から b-mobile に MNP しました。

その際、Nexus 5 に機種を変更したのですが、これって、当然ながら NFC (Type A/B) には対応していますが FeliCa (Type C) には対応していないんですよね。

まぁ、グローバル端末で FeliCa を対応させようという試みは既に香港で始まってはいますが (http://news.mynavi.jp/articles/2013/11/20/cartes2013/)、一番の問題はやはり処理速度。

日本の JR 東日本が非接触 IC カードに課したスペックは 100msec 以内に処理が完了すること。
# これより遅いと改札で渋滞してしまって危険だから。

これを実現できるのは Sony が開発した FeliCa しか無かったわけです。

と言うわけで、Nexus 5 で FeliCa。特にモバイル Suica が実現できる日はまだまだ、先でしょう。

チャン、チャン。



...とは言え、モバイル Suica を利用したいシーンは待ってはくれないわけですよ。

そこで、MNP で白 ROM と化した au IS12S (Xperia acro HD) をモバイル Suica 専用端末に出来ないかしら、っと思い立ち、実験してみました。

モバイル Suica を利用するためには、
  1. SIMカードが刺さっていること
  2. Internetにつながり、モバイル Suica のサーバと通信が出来る事
が必須になります。

まず、1 ですが、これは MNP で不要になった au の SIM カードをそのまま使ってみます。

次に 2 ですが、Nexus 5 とテザリングにすることにより、問題無いだろうと。

ちなみに、Wi-Fi テザリングは避けた方が良いと個人的には思います。

なぜなら、混んでいる orz

以前、埼京線で大宮に移動中、新幹線の座席を予約しようと四苦八苦して、
結局通信が出来ず、大宮駅の窓口で切符を買わざるを得なかったという苦い経験から、
テザリングは Bluetooth が安心と結論づけました (ちょっと遅いけど...)。

で次の項目をテストしてみました。
  1. 初期化
  2. チャージ
  3. 在来線改札の通過
  4. 新幹線の予約
  5. 新幹線改札の通過
  6. 店頭での支払
  7. 自動販売機での支払
  8. Suicaポケットの受取り
  9. Amazon.co.jpでの支払
これら、全ての項目にパスしました!! (パチパチ!!)

しかも、在来線改札の通過、新幹線改札の通過、店頭での支払、自動販売機での支払に関しては、本体の電源が入っていなくても出来る事が分かりました。
# 他の項目は全て通信が必要というか、本体の操作が必要なため。

これは、バッテリにもやさしいですね (^o^)/

これで安心してモバイル Suica を使う環境が出来ました。

ハッ!! ってことは、未だ NFC すら搭載する気配の無い iPhone も、同じような考え方でモバイル Suica を利用できると言うことじゃないですか。

よっぽど「これ」なんかより、実用的だと思うのですがいかがでしょうか?

どこかで、もっと薄い専用端末作ってくれないかしらねぇ。

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